蜂蜜や黒糖は健康にやさしい? 糖分に関連する4つの誤解

 

どんな成分でも適量で摂取することが健康のためには重要ですね。糖分が代表的な成分です。糖分は私たちの体のエネルギーの源となりますが、過度に摂取すると肥満、糖尿病、高血圧などの原因となりえます。最近は、白砂糖の代わりに蜂蜜、黒砂糖を摂取するなど、「健康的な糖分」を探している人も多くなりました。しかし、これも事実と異なった形で知られている常識が多いので、正確な効果及び注意すべき点を熟知する必要があります。砂糖と関連するよくある誤解を調べてみましょう。


蜂蜜はたくさん食べても健康的に大丈夫?


蜂蜜は砂糖に比べて無害と、たくさん食べても大丈夫と思っている方が多いようです。実際、蜂蜜は摂取時に砂糖より、体内の血糖値が上がる速度が緩やかです。蜂蜜のGI(血糖指数)は55ですが、砂糖のGIは68です。 GIが低いほど、血糖値が徐々に上がるとみても差し支えないでしょう。しかし、蜂蜜もほとんど果糖・ブドウ糖のような単純糖分のため、安心してたくさん食べてはいけません。ビタミン・ミネラルなどがほとんど含有されていない、カロリーだけ高い単純糖分を多く摂取する場合には、肥満、脂質異常症などの原因となります。

 

黒糖は健康にやさしい?

砂糖の代表的な誤解の一つが「黒糖が白砂糖より健康で」ということです。実際、黒砂糖は白砂糖を加熱した後、カラメル、糖蜜などを添加して、色を付けただけのものにすぎません。(糖蜜とはサトウキビを砂糖に精製する過程でできるシロップです)。サトウキビから出たミネラルが糖蜜に含まれているという理由で黒糖が健康に良いとの考えもありますが、その量が非常にわずかで、人体に影響を与える可能性は少ないです。

アガベシロップは健康にやさしい?

砂糖よりGIが低いアガベシロップはカロリーも砂糖の半分のレベルです。そのため糖尿病患者やダイエット中の方がアガベシロップをよく食べたりします。ただ、アガベシロップは果糖含有量が高いです。果糖はエネルギー源として直接使用されるブドウ糖とは異って、肝臓での代謝が必要です。代謝の過程で脂肪になるので臓器に脂肪として蓄積されてしまう可能性もあります。これは脂肪がんのリスクと血中中性脂肪数値を高める原因となります。