割れやすい唇、寒さではなくこれらの成分が足りないせい?

秋になると湿度と気温が低くなるので肌が乾燥しやすくなります。そのため、この時期に唇が割れたら天気のせいにしがちですが、意外と栄養素の不足が原因だったりします。今日はどういう栄養素が唇の調子に関係するのか調べてみましょう。


乾燥で割れてしまう唇 - ビタミンB6


唇や口元が割れた場合、ビタミンB6が不足している場合が多いです。ビタミンB6はたんぱく質の代謝・ヘモグロビンの合成・神経伝達物質の合成に作用しますが、不足している場合は身体が乾燥しやすくなり、唇が割れることがあります。またコラーゲンの合成作用もあるので、不足するとかゆみ、発疹などの症状が出てきたりします。日本人の食事摂取基準による1日ビタミンB6摂取量は男性1.4mg、女性1.2mgです。ビタミンB6は動物の筋肉に保存されていて、肉、鶏肉、魚類などを介して摂取することができます。この他、牛乳・バナナ・ナッツ・コーン・豆類・ほうれん草などに豊富に含有されています。


口の周り紅斑 - ビタミンB2


ビタミンB2は皮膚の再生等、代謝に必要な栄養素です。ビタミンB2が不足すると体内の代謝作用に問題が生じ、口の周りに紅斑・浮腫が発生することがあります。また片方、または両方の口元に炎症が起きる口角炎ができたりします。ビタミンB2は体内で合成されたり保存されないため、食品を通じて毎日摂取しなければなりません。ビタミンB2の供給源としては、牛乳・納豆・チーズ・卵・麦芽・ほうれん草などがあります。ビタミンB21日摂取量は女性では18~49歳で1.2㎎、50歳以上で1.1㎎、男性では18~49歳で1.6㎎、50~69歳で1.5㎎、70歳以上で1.3㎎とされています。


目の充血- ビタミンA


ビタミンAは皮膚・粘膜の細胞の機能が維持できるようにサポートします。この成分が不足した場合、目の細胞機能が低下し、涙の分泌を低下させ、粘膜が乾きやすくなります。そのため目が乾いた場合、充血しやすくなります。眼球乾燥の症状がひどい場合、眼球粘膜で死んだ細胞組織がたくさんできますが、この組織が集まって斑点のようににみえたりもします。ビタミンAが豊富な食品はにんじん・さつまいも・柿・トマト・カボチャなどがあります。